<コカ・コーラ東海クラシック 2日目◇28日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,315ヤード・パー72)>
愛知県の三好カントリー倶楽部を舞台に開催されている国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」の2日目。スコアを落とす選手が多い中、この日4つスコアを伸ばした朴銀信(パク・ウンシン)(韓国)と2つスコアを伸ばした川村昌弘が通算4アンダーで首位に並んだ。
首位と1打差の単独3位に金亨成(キム・ヒョンソン)、さらに1打差の4位タイグループに宮本勝昌、額賀辰徳、金庚泰(キム・キョンテ)(韓国)ら4選手がつけている。
初日首位の高山忠洋は石川遼らと並び3オーバー30位タイ、「予選通過が目標」と語っていた平塚哲二は1オーバー18位タイで目標を達成した。
【2日目の順位】
1位T:川村昌弘(-4)
1位T朴 銀信(-4)
3位:金 亨成(-3)
4位T:宮本勝昌(-2)
4位T:額賀辰徳(-2)
4位T:金 庚泰(-2)
4位T:S・J・パク(-2)
8位T:片山晋呉(-1)
8位T:小田孔明(-1) ほか3名
13位T:谷口 徹(E)
13位T:藤田寛之(E) ほか3名
30位T:高山忠洋(+3)
30位T:石川遼(+3) ほか6名
2013年11月27日星期三
遼は30位Tで予選通過「明日は出だしからバーディを」
ホストプロとして、明日こそは目の肥えたギャラリーたちを盛り上げたい(撮影:上山敬太)
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<コカ・コーラ東海クラシック 2日目◇28日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,315ヤード・パー72)>
国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」の2日目。初日、1オーバー35位タイと出遅れた石川遼。この日も序盤からティショットが安定せず、ボギーが先行する苦しい立ち上がりとなった。
石川は2番パー5でボギーを叩くと、4番、6番とずるずるとスコアを落としてしまう。しかし、7番でこの日初バーディを奪取。9番でも約2メートルのバーディパット沈め、トータル2アンダーで折り返す。
インターバルを挟み、後半に入ると10番でティショットのミスからまたボギーが先行。11番、13番でもボギーとし、一時は5オーバーまでスコアを後退させてしまう。だが、15番パー5では2オンに成功しバーディを獲ると、難関16番パー3はパーで乗り切る。17番でもうひとつスコアを戻し、迎えた最終18番ではバンカーからの3打目を大きくオーバーさせピンチになるが、ここは執念でねじ込みパーをセーブ。この日は4バーディ・6ボギーの74でホールアウト。スコアを2つ落としトータル3オーバーとしたが、他の選手も伸び悩んだため順位は30位タイに浮上した。
連日ボギーが先行する苦しいゴルフとなっている石川。「いい感じだなと思ったショットでもラフにいってしまった」とツキにも見放されがちだが、「上がりは良かったです。明日は出だしからきっちりとバーディを獲りたい」と前向きに話した。東海地方はゴルフなどスポーツ熱が高い土地、この日も大勢のギャラリーが石川の組についたが「まだまだだな、と思われていると思う」とファンを満足させていないことは痛感している。明日こそは巻き返し、目の肥えたギャラリーたちを盛り上げることを目指す。
19歳のツアールーキー川村昌宏、首位タイ浮上も「何とも思わないです」
首位に浮上した川村昌宏、19歳のツアールーキーだ(撮影:上山敬太)
<コカ・コーラ東海クラシック 2日目◇28日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,315ヤード・パー72)>
国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」の2日目。例年よりも長いラフと、初日よりも硬く締まったグリーンで多くの選手がスコアを伸ばしあぐねる中、この日2つスコアを伸ばした川村昌宏と朴銀信(パク・ウンシン)(韓国)がトータル4アンダーで並び首位タイに浮上。1打差の3位には今季好調の金亨成(キム・ヒョンソン)(韓国)、2打差4位タイには宮本勝昌ら4選手がつけた。
【関連リンク】コカ・コーラ東海クラシック2日目の順位
川村は前半ティショットが安定せず2つスコアを落としてしまうが、後半で爆発。10番で4メートルを沈めバーディを先行させると、12番パー5から圧巻の4連続バーディを奪取。14番では「影で正直ラインは分からなかった」が18メートルのバーディパットを沈めるなど幸運にも恵まれ、自身初の首位に立った。
抜群の安定感とプロになってから成長を実感しているというパットとアプローチでこの日は着実にスコアを伸ばした川村。最高の位置で決勝ラウンドに駒を進めたが、「まだ2日目、折り返しただけです。何とも思いません」とあくまで冷静。明日からは「悪い流れを乗り切って、またチャンスを決められれば」と淡々と話した。ツアールーキーとは思えない、どこかベテランの風格さえ感じられる19歳。「優勝できれば最高ですが、今年は出場した試合を体調を崩さず、最後までやりきることが目標です」、結果に一喜一憂せずこの試合も悔いの無いよう最後までしっかりと走り切る。
宮本勝昌、2打差4位タイで決勝ラウンドへ
毎年の目標、「日本シリーズ」の切符をつかむためにも、明日からも上位をキープしたい宮本(撮影:上山敬太)
<コカ・コーラ東海クラシック 2日目◇28日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,315ヤード・パー72)>
国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」の2日目。2アンダー5位タイから出た宮本勝昌はこの日、3バーディ・3ボギーのイーブンパーでホールアウト。スコアは伸ばせなかったが、多くの選手がスコアメイクに苦しんだため、4位タイに順位を上げた。
宮本は2番パー5でバーディを先行させると、4番でもバーディを奪取。5番パー3ではボギーとし、前半でスコアを1つ伸ばし折り返す。後半に入ると12番パー5でバーディが先行。その後13番、17番と落としてしまいイーブンパーでホールアウトした。
【関連リンク】コカ・コーラ東海クラシック2日目の順位
今年は7月の「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」で3位タイに入った以外は思うような結果が残せていない宮本。この日も「フェアウェイに行かない、グリーンに乗らない、ドライバーもダメ」と散々な内容だったようだが、「40~50ヤードからのアプローチを寄せてパーをとる。それが出来ているから上位にいられるてる」とショートゲームに助けられ好位置で決勝ラウンドへ。
例年より長いラフと好天続きで硬く締まったグリーン、それに加え「フェアウェイも硬くなってるんですよ。ドライバーでドッグレッグを突き抜けちゃう。中々フェアウェイに行きにくいです」と今年の三好はかなりの難コンディション。「明日も難しくなると思うよ。なんでもいい、どんなゴルフでもいいから拾うだけ拾って、チャンスが来れば狙っていければ」。毎年の目標、「日本シリーズ」の切符をつかむためにも、ここは上位で4日間を終えたいところ。明日も粘りのプレーで上位をキープできるか。
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